
インターネットに接続できる環境があれば無料で使用できる作曲ツール「ソングメーカー(Song Maker)」の使い方を解説します。クリック操作だけなので小学生でも使えます。
あくまで「操作がカンタン」というだけなので、作曲ツールとしては中学生にも適しています。
ブラウザ(インターネットに接続するソフト)はGoogle Chrome(グーグル クローム)またはMicrosoft Edge(マイクロソフト エッジ)を使用。
インターネットエクスプローラー(IE)では使用できません。
最初につまづきがちなポイントなので気をつけてください。
【ブラウザがなんのことかわからない人向け】
ブラウザとはソフトの種類のことで、ソフトの名前(商品名)がGoogle Chrome(グーグル クローム)です。
(←)これがGoogle Chrome(グーグル クローム)のアイコン。
こちらからSong Makerのページにアクセスします。インターネット検索で「song maker」または「ソングメーカー」と検索しても見つけることができます。
【ソングメーカー 初期画面】
このような(↓)画面が表示されます。
基本はコレだけ。
あとは設定変更で、演奏する楽器を変えたり、テンポを変更したりすることができます。
演奏する楽器の種類やテンポは設定で変更することができます
Song Makerの使い方でわかりにくいのが半音(♯、♭)の入力方法です。
これは右下にある「Settings」というボタンから行います。
これで半音(♯、♭)も入力できるようになります。
マイクボタンを押すことでマイク入力となり、パソコン(タブレットでも)から入力された音にあわせてマスに色がつきます(クリックしたときと同じように)。
このためマイクボタンをクリックした状態で、パソコンに向かって「♪さくら〜」と歌うと、正しく音が採れていれば「ララシ」の位置のマスに色がつきます。
ちょっとした歌唱テストができるんですね。ただし、音を正しく認識するのに少し時間がかかるので、ゆっくりしたテンポの曲で一音意図音がはっきりしたものでないと上手く動作しません。
ソングメーカーが使えない(できない)ときは下記のことをチェックしてみてください。
パソコン・タブレットの音量(ボリューム)が「0(ゼロ)」でないかを確認します。
音量が「0」だと、クリックしても音が鳴りません。
次に、使用しているパソコン・タブレットを再起動してみて下さい。
いろいろ設定を確認するよりも、これであっさり解決することがあります。
パソコンを再起動してもダメな場合は、インターネットに接続されているかを確認します。
Yahoo!など任意のページが開けるかをチェックします。
ネットワーク接続も問題内容であれば、使用しているブラウザを変えて確認してみます。
これでもダメな場合は、他のパソコン・タブレットからのアクセスを試みます。
Google Chrome(グーグル クローム)で動かないならMicrosoft Edge(マイクロソフト エッジ)を使用。またはその逆のように使っているブラウザを変えてみて下さい。
パソコンやタブレットの画面でピアノの演奏が出来るのがバーチャルピアノです。
鍵盤が画面上に表示され、クリック(タップ)すると音が出ます。
バーチャルピアノと同じようにパソコンやタブレット上で鍵盤演奏ができるのがドレミーアです。
このドレミーアのメリットは鍵盤を画面上で最大化できることです。
下記のように画面いっぱいに鍵盤を表示させることができます。
【目次】
第1章 Song Makerの使い方
1.Song Makerとは
2.Song Makerの起動方法
3.基本となる作曲方法 など
第2章 Song Makerの活用法
1.マイク機能を使った発声練習
2.マイク機能を使った歌唱練習
3.身近なメロディを再現しよう! など
第3章 Chrome Music Labの使い方
1.リズム
2.スペクトログラム
3.和音 など
⇒ オンラインでも使える音楽ICT授業のヒント