マラソン大会の成績記録にスプレッドシートを活用

マラソン大会の成績記録にスプレッドシートを活用

スプレッドシートの現在時刻入力機能を活用

スプレッドシートは「Ctrl」キー+「Shift」キー+「:」キーで現在時刻を入力することができます。
この機能を利用してできる事例(マラソン大会等でのタイム入力)を紹介します。

 

コロン「:」とセミコロン「;」を間違えないようにしてください。

現在時刻の入力で使用するのはコロン「:」です。セミコロン「;」(Ctrl+Shift+;)だと、画面表示の拡大になってしまいます。

 

マラソン大会でのタイム記録にスプレッドシートを活用

順位ごとにスタート時刻とゴール時刻を入力する表をスプレッドシートで作成。

学年別、男女別にレースを行うのであれば、それぞれの表を作成。

 

スタート時に「Ctrl」キー+「Shift」キー+「:」キーで現在時刻を入力。

スタート時刻を入力するセルをすべて選択してから、「Ctrl」キー+「Shift」キー+「:」キーをクリックすることで、選択していたすべてのセルに現在時刻が一括で入力されます。

 

ゴールしたタイミングで「Ctrl」キー+「Shift」キー+「:」キーをクリック。
ゴールした時刻が入力されます。

「Ctrl」キー+「Shift」キー+「:」キーで時刻を入力後に「↓」をクリックすると、すぐ次の順位のセルに移動できます。

マラソンの記録(タイム)はゴール時刻からスタート時刻を引くことで算出できます。
計算式で「=C2-B2」のように入力することでタイムが計算できます(C2がゴール時刻のセル、B2がゴール時刻のセル)。

 

ストップウォッチいらずで全員の記録を保存できる

上記の方法によりストップウォッチを使わずに全員の記録(スタート時刻とゴール時刻)を取ることができます。時計を読み上げて、別の教員がひたすらそれをメモするという作業も不要になります。

ただし、この方法で記録として残るのは順位ごとのタイムですので、順位と名前(誰が何位か)は別に記録しておく必要があります。

 

先生のためのスプレッドシートの解説本

上記で説明したマラソン記録方法など学校で先生方がGoogleスプレッドシートを使う際に必要な機能に絞った解説書です。

  • 1章 基礎知識
  • 2章 基本操作
  • 3章 便利な機能
  • 4章 計算式・関数
  • 5章 成績処理
  • 6章 独自関数
  • 7章 活用事例

明日から使えるように活用事例を豊富に掲載しています。