
スプレッドシートで健康観察を行うことで、児童・生徒の健康状態を一覧表示することができます。
【健康観察スプレッドシート(サンプル)】
5段階で健康状態を入力する方法で説明していますが、体温を入力する場合でもやり方は同じです。
【5段階の値で1と2にのみ色をつける場合】
このように設定することで「1」と「2」にのみ色がつきます。「1」は指定した色で、「2」は「1」で指定した色のうすい(白が混ざった)色となります。
上記では「カラースケール」で設定する方法を説明しましたが、「単一色」を選択して、ひとつひとつ設定することもできます(ひとつひとつの設定なのでカラースケールよりも手間がかかります)。
単一色を選んだ場合は、「書式ルール」で「次と等しい」を選び、「1」のように数値を入力してから、色を指定します。この方法であれば「1」は「赤」、「5」は「青」のように色を変えて表示できます。
スプレッドシートで健康観察表をつくるときに検討しなければらなないのは、児童・生徒にどのように入力させるかです。作成した健康観察表(スプレッドシート)を共有する方法もありますが、これだと自分以外のデータも見えてしまいます。
入力方法をGoogleフォームからにすれば、ほかの児童・生徒のデータを見られないようできます。
ただし、この場合はスプレッドシートに各自のデータを反映させる必要があります。
Googleフォームで登録されたデータはスプレッドシートに反映されるので、このデータをvlookup関数などを使用することで、健康観察表形式にすることができます。
学校で先生方がGoogleスプレッドシートを使う際に必要な機能に絞った解説書です。
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