Googleクラスルームでのジャムボード活用術(かんたんな使い方)

Googleクラスルームでのジャムボード活用術(かんたんな使い方)

Googleクラスルームでのジャムボード活用術

Googleクラスルーム×ジャムボードでどんなことができるのかを紹介します。

 

ジャムボード(Jamboard)は電子ホワイトボードと呼ばれることもありますが、クラスルームで活用するときは、パワーポイントやグーグルスライドの代わりに使用することができます。

 

シンプルな機能に限られているためパワポやスライドよりも児童・生徒が操作方法で迷うことがないのがメリットになっています。

 

Googleクラスルーム×ジャムボード活用例

最初にジャムボードで下記のようなフレームを作成します。
(ジャムボードではページのことをフレームと言います)

【活用シーン】

  • 左下にある「新潟」「宮崎」「高松」「仙台」を動かして、座標の適切な場所に置くという課題です。(例)東京よりも年間平均気温が高く、年間降水量が多いなら右上。
  • 「新潟」「宮崎」「高松」「仙台」だけが動かすことができ、「東京」や座標軸と気温【高】などの文言は動かすことも消すこともできません(背景で設定されている)。

これはジャムボードで作るのではなく、Googleスライドでつくったものを画像として出力して、その画像をジャムボードの背景として設定します(詳しくは下記)。

 

ジャムボードに背景として設定する方法

ジャムボードに背景として設定する部分(上の例では「東京」や座標軸など)は、Googleスライドで作成→画像としてダウンロード→ジャムボードの背景に画像を設定します。

 

Googleスライドで作成し、画像としてダウンロードする方法

背景となる部分のスライド作成後に、(メニュー)ファイル→ダウンロード→JPEG画像を選択。

 

画像形式でダウンロードされるので、これをジャムボードの背景に設定します。

 

ジャムボードの背景に画像を設定する方法

「背景を設定」→「画像」ボタンをクリックし、背景にする画像を選択。

 

これで選択した画像が背景に設定されます。
背景は動かすことができないので、常に固定表示されます。

 

クラスルームで配信

ジャムボードができたら、これをクラスルームで課題として配信します。「各生徒にコピーを作成」で割り当てることで、各自がファイルを編集する(都市の図形を動かす)ことができます。

 

 

 

 

ここで説明したことは、ジャムボードでなくGoogleスライドを使っても行うことができますが、最初にも説明した通り、ジャムボードのメリットは機能がシンプルなことです。

 

シンプルだからこそ、児童・生徒は操作に迷うことがなく、授業の内容・中身に集中することができます(先生方にとっても同じことが言えます)。

 

ジャムボードを使われたことがない方は参考にしてみて下さい。

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