

学校でよく使われている下記の形式の年間行事予定表を月別の行事予定表に変換するとき(別のシートで月間行事予定表を作成など)に便利なOFFSET関数の使い方を解説します。
IF関数やVLOOKUP関数にくらべて知名度が低いOFFSET関数ですが、年間行事予定表→月間行事予定表の変換を行うときにピッタリな関数です。
OFFSET関数は、セルの値をコピーするときに使用する関数です。次のように設定します。
=OFFSET関数(基準,行数,列数,高さ,幅)

【設定例】=OFFSET関数(A1,1,2,3,4)
A1セルから1行下&2行右のセル(=C2になる)から、3行&4列分(C2:F4)をコピー
OFFSET関数を使うことで年間行事予定表の任意の場所(コピーしたい月のデータがあるセル)を月別行事予定表にコピーすることができます。
=OFFSET関数(基準,行数,列数,高さ,幅)
上記の年間行事予定表であれば基準となるセルは「A4」の4月1日が設定されているセルです。
行数には「0」を指定することができるので、「0」を設定。
列数を月に応じて変化させます。
4月なら「0」。5月なら「3」→これで「D4」がコピー先頭列になる。
高さは「31」を指定。
最大31日までなので。
ファイル→その他→オプション→詳細設定で「ゼロ値のセルにゼロを表示する」のチェックを外せは、「0」が表示されなくなります。
幅は「3」を指定。
3列で1セット(日付、曜日、予定)となっているため(フォーマットにより変更してください)。
以上のように、月別行事予定シートにOFFSET関数を設定すれば、年間行事予定シートの内容が反映されます。
OFFSET関数は配列数式のため、エクセルのバージョンによっては入力時に表示される範囲をすべて選択してからCtrl + Shift + Enterキーで入力を確定させる必要があります。


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