先生必見!学校でエクセルを使うときに便利な関数を紹介

先生必見!学校でエクセルを使うときに便利な関数を紹介

学校でエクセルを使うときに便利な関数をまとめて紹介

先生が学校でエクセルを使うときに便利な関数をまとめて紹介します。

 

成績処理に便利なAVERAGE関数

成績処理で平均点を計算するときに便利なのがAVERAGE関数です。

 

【使用例】平均点の列にAVERAGE関数を設定

 

数値が未入力のセルは計算対象から除外

テストの点数が未入力の個所があった場合(名前「ううう」の「テスト2」など)は、入力されている点数のみで平均点を計算しています。

 

AVERAGE関数の書き方
目的 指定された数値の平均を計算する
書き方 =AVERAGE(計算対象とする数値を指定)
使用例 =AVERAGE(B2:D2)
使用例の意味 B2セルからD2セルまでの数値の平均を計算

「B2:D2」が「B2セルからD2セルまで(B2,C2,D2)」を意味しています。

 


上記のように設定します。

 

アンケート集計に便利なCOUNTIF関数

学校評価、校内アンケートなどの各種アンケート集計処理で使えるのがCOUNTIF関数です。

 

【使用例】アンケート結果

名前「あああ」〜「そそそ」が、設問「Q1」〜「Q10」までを、選択肢「1」〜「4」で回答

 

【使用例】アンケート結果を集計

設問「Q1」〜「Q10」までの選択肢「1」〜「4」ごとの回答数を表示

 

COUNTIF関数の書き方
目的 指定した範囲から、条件に合致するセルの数を数える
書き方 =COUNTIF(範囲,条件)
使用例 =COUNTIF(B$2:B$16,1)
使用例の意味 B2セルからB16セルの中から、値が「1」の数を数える

 

使用例で、「B2」ではなく「B$2」と「$」をつけているのは、下にコピーしても「B$2」のままになるため。コピー後に「1」を「2」に書き換えるだけで済みます(下図)。

 

通知表の所見入力時に便利なLEN関数

入力した文字数を計算してくれる関数です。

 

【使用例】

所見のセルに入力済の文字数を表示

 

LEN関数の書き方
目的 任意のセルに入力されている文字数を数える
書き方 =LEN(対象とするセル)
使用例 =LEN(C2)
使用例の意味 C2セルの文字数を数える

 

 

名簿編集時に便利なJIS関数、ASC関数

全角文字を半角に半角文字を全角にする関数です。
元データを変換して名簿を作成する必要があるときに使えます。

 

【使用例】

 

JIS関数(半角文字を全角に変換)の書き方
目的 半角英数カナを全角英数カナに変換する
書き方 =JIS(対象とするセル)
使用例 =JIS(A2)
使用例の意味 A2セルの文字を全角英数カナに変換する

 

ASC関数(全角文字を半角に変換)の書き方
目的 全角英数カナを半角英数カナに変換する
書き方 =JIS(対象とするセル)
使用例 =JIS(A5)
使用例の意味 A5セルの文字を半角英数カナに変換する

 

さらに詳しい学校でのエクセルの使い方はコチラ

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