


「ちょっと音程を確認したいだけなのに、わざわざ音楽室に移動するのは面倒…」
「教室の電子ピアノを準備する時間がない!」
そんな日々のちょっとしたお悩みを抱えていませんか?実は、学校のパソコンやタブレットのブラウザから開くだけで、本物のピアノのように使える便利なツールがあるんです。
この記事では、教育現場ですぐに役立つバーチャルピアノを無料で使う方法や、授業での効果的な活用アイデアをご紹介します。準備の手間を省き、子どもたちがワクワクするようなスムーズな授業づくりにぜひお役立てください!
まずは、教室に実物のキーボードを持ち込まずに、ブラウザ上のピアノを活用する大きなメリットを2つご紹介します。
合唱のパート練習や、ちょっとしたメロディの確認(音取り)をしたいとき、わざわざ重い楽器を運ぶ必要はありません。先生のパソコンを開いてサイトにアクセスするだけで、すぐに正しい音程を鳴らすことができます。準備や片付けの時間がゼロになるため、その分、子どもたちと向き合う時間を増やすことができます。
GIGAスクール構想により、児童生徒に1人1台配布されているChromebookやiPadなどの端末でも大活躍します。特別なソフトを入れなくてもブラウザ上で動くため、子どもたち自身にサイトへアクセスさせ、各自の端末で鍵盤の配置を学んだり、音を出して確かめたりする個人ワークにも最適です。
ここでは、学校のネットワーク環境でも使いやすい、おすすめのバーチャルピアノサイトを厳選してご紹介します。
音楽学習に特化したプラットフォーム内にあるピアノ機能です。鍵盤にドレミの音階(アルファベット)を表示させる設定ができるため、五線譜と鍵盤の位置関係を教える際にも重宝します。
https://www.musicca.com/jp/piano
無駄な機能がなく、画面を開くとすぐに大きな鍵盤が表示される王道のサイトです。クリックするだけで音が鳴るため、低学年の子どもたちでも迷わず直感的に操作できます。
https://virtualpiano.net/
音質の良さに定評があり、サステイン(音の伸び)やメトロノーム機能、さらには簡単な録音機能まで備えています。少し本格的な伴奏を聴かせたい時や、和音の響きを確かめたい時に非常に便利です。
https://recursivearts.com/virtual-piano/
スマホやタブレットの「アプリ」にもピアノ機能はたくさんありますが、学校現場では断然Webブラウザ版のバーチャルピアノがおすすめです。
学校の校務用PCや児童用端末は、セキュリティの観点から自由にアプリをインストールできないよう制限がかけられていることがほとんどです。しかし、Webブラウザ上で動くサイトであれば、インストール権限を気にすることなく、URLをクリックするだけで即座に授業に組み込むことができます。
海外の無料サイトの中には、画面の周囲に不適切な広告が表示されるものもあります。授業で電子黒板に映したり、子どもたちに使わせたりする場合は、事前に先生の端末でサイトを開き「広告が多すぎないか」「関係ない動画が自動再生されないか」を必ずチェックしておきましょう。
PCからバーチャルピアノの画面を大きく映し出すことで、クラス全体への指導が格段に分かりやすくなります。
手順はとても簡単です。先生のパソコンをHDMIケーブルやキャスト機能で電子黒板(またはプロジェクター)に接続し、ピアノのサイトを開くだけ。クリックした鍵盤が色づいて反応するサイトを選べば、「今、どの音を弾いているか」が教室の後ろの席の子どもたちにもはっきりと伝わります。
耳だけで音程を捉えるのが苦手な児童にとって、「音が鳴るタイミング」と「鍵盤が沈む視覚的な動き」が連動して見えることは、大きな学習の助けになります。リズム遊びの際にも、視覚情報が加わることでより直感的な理解を促すことができます。
マウスで一つずつ鍵盤をクリックするのは大変ですよね。実は、パソコンの文字入力用キーボードを使って、本物のピアノのように演奏することも可能です。
多くのサイトでは、「A」のキーが「ド」、「S」のキーが「レ」というように、PCのキーボードがピアノの鍵盤に割り当てられています。ブラインドタッチ(タイピング)の要領で指を置けば、マウス操作では不可能な「和音」の演奏や、滑らかなメロディの演奏も可能になります。
授業でスムーズに活用するためには、事前準備が欠かせません。
これだけで、授業中のタイムロスを防ぎ、子どもたちの集中力を途切れさせることなく音楽の指導に入ることができます。
いかがでしたでしょうか。バーチャルピアノを無料で使いこなせるようになると、先生の準備の負担が減るだけでなく、子どもたちの興味を惹きつけるクリエイティブな授業展開が可能になります。
まずは先生ご自身のパソコンで、気になるサイトを一つブックマークするところから始めてみてください。