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「 Googleクラスルーム 」の検索結果
  • Googleクラスルームの使い方をまとめたKindle本の紹介
    Googleクラスルームの使い方をまとめたKindle本の紹介先生向けにGoogleクラスルームの使い方をまとめて本にしました。操作画面による説明が中心のマニュアル形式になっています。クラスの作り方からストリーム画面の使い方、授業での「課題」「質問」「資料」のつくり方などを解説。どのように使えるのかの活用事例も含めています。Google Classroom 学校現場のマニュアルの内容クラス概要クラスの作り方クラスに関する設定画面生徒をクラスに所属させる方法(教師による招待)生徒をクラスに所属させる方法(生徒がクラスに参加)クラスルームの画面構成ストリーム画面概要ストリーム画面への生徒の投稿を制限する方法ストリーム画面への投稿方法ストリーム画面への予約投稿方法ストリーム画面に関する設定(投稿内容の非表示)ストリーム画面に関する設定(一番上に表示)授業画面概要「資料」「課題」「質問」のちがい「トピック」の作り方「資料」の作り方資料の活用例)オンライン展覧会資料の活用例)行事動画の公開資料の活用例)生徒からの意見収集「課題」の作り方(提出するファイルを生徒がつくる場合)生徒が「課題」を提出する方法(提出ファイルを生徒がつくる場合)「課題」として提出するファイルの追加・作成方法「課題」の作り方(教師が作成したファイルに生徒が書き込んで提出する場合)生徒が「課題」を提出する方法(教師から配付されたファイルに回答する場合)提出された「課題」の確認方法課題の活用例)ノートを写真で提出課題の活用例)ノートを写真で提出の作り方「質問」の作り方「質問」への回答方法と集計結果画面質問の活用例)健康観察質問の活用例)重要な連絡の既読チェック「資料」「課題」「質問」の再利用Googleフォーム概要フォームの配付方法(テスト編)フォームの回答方法(テスト編)フォームの配付方法(アンケート編)フォーム画面をリンクにて掲載する方法フォームの活用例)欠席連絡フォームの活用例)欠席連絡の作り方Google スライドとの連携教師が作成した「ひな形」をもとに生徒がスライドを作成する方法(教師側操作)教師が作成した「ひな形」をもとに生徒がスライドを作成する方法(生徒側操作)複数の生徒でひとつのスライドを作成する方法複数の生徒でひとつのスライドを作成する方法【簡易版】複数の生徒でひとつのスライドを作成する方法【制御版】教師が作成したテスト問題に生徒が回答を入力する方法生徒が回答したスライドを一覧表示する方法【概要】生徒が回答したスライドを一覧表示する方法【簡易版】生徒が回答したスライドを一覧表示する方法【制御版】利用開始時に保護者からよくある問い合わせKindle本:Google Classroom 学校現場のマニュアル
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  • Googleクラスルームに掲載する動画のダウンロードをできないようにする方法
    動画のダウンロードをできないようにする方法Googleクラスルームに学校行事などの動画を掲載する際に、生徒側で動画のダウンロードができないようにすることができます。動画のダウンロードができる状態クラスルーム「授業」に動画を掲載している例。上部のように掲載している場合、クリックすると動画が視聴できますが、上部にダウンロードボタンが表示され、ダウンロード可能な状態となってしまいます。セキュリティの観点から動画をダウンロードさせたくない場合は、教師側の設定(動画を掲載したアカウントからの設定)でダウンロードを不可に(ダウンロードボタンを表示させないように)することができます。クラスルームで動画をダウンロードできないようにする設定動画を掲載した(アップした)アカウントでログインし、動画が保存されているGoogleドライブを表示します。クラスのドライブフォルダに動画を保存している場合は、クラスルーム「授業」ページにある「クラスのドライブフォルダ」をクリックすると表示されます。対象とする動画のところで右クリックし、表示されたメニューから「共有」を選択します。右上の歯車マーク「他のユーザーとの共有設定」をクリック。「ダウンロードの項目を表示する」となっているチェックを外す。以上の設定で生徒側(閲覧者側)にはダウンロードボタンが表示されないようになります。ダウンロードボタンが表示されない画面例。右上にダウンロードボタンが表示されなくなる。ダウンロードボタンが表示されなくても生徒側で動画を何らかの形で保存することは可能です。例えば、パソコンに表示している動画をスマホで録画するなど。セキュリティの面では動画は視聴のみで録画しないように指導しておくことが必要です。Kindleで発売中クラス概要クラスの作り方クラスに関する設定画面資料の活用例)オンライン展覧会資料の活用例)行事動画の公開課題の活用例)ノートを写真で提出課題の活用例)ノートを写真で提出の作り方質問の活用例)健康観察質問の活用例)重要な連絡の既読チェックなど学校現場で使える操作画面が中心のマニュアル形式で記載。Kindle本:Google Classroom 学校現場のマニュアル
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  • Googleクラスルームを活用したオンライン展覧会の事例
    事例紹介「Googleクラスルームでのオンライン展覧会」Googleクラスルームを活用して、こんなことができるという事例の紹介です。オンライン展覧会校内に掲示している児童・生徒の作品を写真撮影し、Googleクラスルームに掲載することで、オンライン展覧会のようにすることができます。新型コロナウイルスの感染予防のため保護者の方の校内への立ち入りを制限している場合でも、オンラインにすれば児童・生徒の作品を鑑賞してもらうことができます。児童・生徒(または保護者)側で見られる画面例写真をクリックして拡大させた画面例感想などコメントを入力する画面例コメント入力をできないようにすることも教師側の設定で可能です。(設定方法は、このページの最後のほうで解説しています)オンライン展覧会の作り方クラスルームに掲載する写真を用意しますファイル名がクラスルームに表示される(上の例では「1_青柳.jpg、2_浅村.jpg」など)ので、見たときにわかりやすいファイル名にしておくことをオススメします。「授業」で「作成」→「資料」をクリック教師アカウントでログインし、掲載するクラスルームの「授業」タブから、「作成」→「資料」をクリックします。「ファイルをアップロード」をクリックタイトル、メッセージを入力し、画面下のボタン「ファイルをアップロード」をクリック。すでにGoogleドライブに写真を保存している場合は、「ファイルをアップロード」ではなくて、「Googleドライブファイルを追加」ボタン(ファイルをアップロードの左側のボタン)をクリックします。BROWSEをクリックし、掲載する写真を選択します右上の投稿をクリック写真が追加されるので、右上の「投稿」ボタンをクリックして公開します。児童・生徒側のコメント入力を不可にする設定教師アカウントでクラスルームを表示し、右上の歯車ボタンをクリック。表示された設定画面にある「ストリーム」の項目を「教師にのみ投稿とコメントを許可」に変更します(▼をクリックすると選べるようになります)。設定変更後は右上の「保存」ボタンを忘れずにクリックして下さい。この設定により、生徒・児童側ではコメントが入力できないようになります。Kindleで発売中クラス概要クラスの作り方クラスに関する設定画面資料の活用例)オンライン展覧会資料の活用例)行事動画の公開課題の活用例)ノートを写真で提出課題の活用例)ノートを写真で提出の作り方質問の活用例)健康観察質問の活用例)重要な連絡の既読チェックなど学校現場で使える操作画面が中心のマニュアル形式で記載。Kindle本:Google Classroom 学校現場のマニュアル
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  • Googleクラスルームの「質問」を使った既読確認方法
    クラスルームでの「質問」を使った既読確認方法Googleクラスルームに生徒への連絡事項を掲載したときに、「質問」を使えば、生徒がその連絡を読んだかを確認(既読確認)することができます。その方法を紹介します。教師アカウントで下記のような質問を作成授業ページにて「作成」→「質問」を選択件名、メッセージを入力右上の質問形式は「選択式」とする画面下部の選択肢に「確認しました」をひとつ追加この内容で生徒に公開します。生徒側の画面上記の内容が生徒側では下記のように見られます。「確認しました」をクリックすると、提出ボタンが押せるようになります。教師側での提出状況の確認教師側では何人が連絡事項を読んだか(=提出したか)を確認できます。誰が提出済みかを確認するには、「提出済み」の部分をクリックします。「提出済み」をクリック後の画面「割り当て済み」以下に表示されている生徒は、まだ「提出」ボタンを押していない生徒です。「割り当て済み」とは、この質問が生徒に配信されていることを意味しています。既読機能の代替策として活用できますGoogleクラスルームには既読機能がありません。掲載した連絡事項を生徒が確認したかを知りたい場合には、上記のように「質問」を使うことで代替できます。Kindleで発売中クラス概要クラスの作り方クラスに関する設定画面資料の活用例)オンライン展覧会資料の活用例)行事動画の公開課題の活用例)ノートを写真で提出課題の活用例)ノートを写真で提出の作り方質問の活用例)健康観察質問の活用例)重要な連絡の既読チェックなど学校現場で使える操作画面が中心のマニュアル形式で記載。Kindle本:Google Classroom 学校現場のマニュアル
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  • Googleクラスルームで保護者から欠席連絡を受け付ける方法
    クラスルームで欠席連絡を受け付ける方法と注意点Googleクラスルームを使って保護者からの欠席連絡を受け付ける方法はいくつかありますが、それぞれ注意しなければならないこともあります。運用時には下記を参考にしてください。ストリーム画面で受付Googleクラスルームで欠席連絡を受け付ける最も簡単な方法は、欠席連絡をストリーム画面に入力してもらうことです。クラスルームを作成後に、右上「クラスの設定」ボタンから、「ストリーム」のところを「生徒に投稿とコメントを許可」にしておけば、ストリーム画面に入力できるようになります。他の生徒にも欠席連絡が見えてしまうただし、この方法では他の生徒にも欠席連絡が見えてしまいます。個人情報の観点からあまりオススメできる方法ではありません。欠席受付用のフォームを作成して、授業画面に掲載しておく欠席連絡の内容(クラス、氏名、欠席する日、欠席理由など)を設問として用意したフォームを作成します(下記サンプル)。この欠席連絡フォームをクラスルームの授業ページに掲載します。欠席する場合は上記のフォームをクリックして入力します。(他の生徒の情報を見ることはできません。)【注意点】保護者ではなく児童・生徒が登録することができてしまうフォームを使って欠席連絡を受け付ける場合でも、気をつけなければならないのは児童・生徒が保護者のフリをして登録しても識別できないということです。仮に児童・生徒用のアカウントと保護者用のアカウントを使い分けている場合でも、児童・生徒の保護者なりすましを防ぐのは簡単ではありません。フォームで受け付けた場合には、アカウント情報(メールアドレス)が残るので、ここを見れば保護者か児童・生徒かは識別できますが、児童・生徒が保護者アカウントを使っている場合は識別使用がありません。小学校高学年や中学生になれば、保護者のアカウントを使ってログインしてしまうことも考えられます。その結果、共働きの家庭などでは保護者が知らないうちに学校を勝手に休んでいるということが起こりえます。電話連絡にしておけば、声で大人か子どもかは判断できますが、ネットでのなりすましは識別できません。そうしたことが起こりえると把握したうえで利用するしかありません。保護者用のアカウント情報(IDとパスワード)を各家庭で子どもに知られないようにしておけば、児童・生徒による「なりすまし」は起きません。Kindleで発売中クラス概要クラスの作り方クラスに関する設定画面資料の活用例)オンライン展覧会資料の活用例)行事動画の公開課題の活用例)ノートを写真で提出課題の活用例)ノートを写真で提出の作り方質問の活用例)健康観察質問の活用例)重要な連絡の既読チェックなど学校現場で使える操作画面が中心のマニュアル形式で記載。Kindle本:Google Classroom 学校現場のマニュアル
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  • Googleクラスルームでエクセルを使うときの注意点
    Googleクラスルームでエクセルを使うときの注意点エクセルがインストールされていないパソコン・タブレットでもGoogleドライブ上でファイルを編集することが出来ます。ただし、クラスルームで使用する場合には注意が必要になります。便利なようで、ややこしいので気をつけてください。Googleドライブでエクセルファイルを編集Googleドライブにあるエクセルファイルを起動(ダブルクリック)すると、Googleスプレッドシートが起動しますが、エクセルファイルをそのまま編集することができます。上図の赤枠のように拡張子がXLSXとなっている。この状態でファイルを編集すると、そのまま変更がエクセルファイルに反映されます。エクセルがなくても、エクセルのファイルを編集できるというわけです。このファイルをダウンロードして、エクセルで開けば、変更内容が反映されています。ただし、クラスルームで配付したエクセルファイルの場合は動作が異なります。クラスルームで配付したエクセルファイルはスプレッドシート形式で編集エクセルファイルをクラスルームで配付(生徒に割り当て)エクセルでファイルを作成し、このファイルをクラスルームの課題作成などで生徒に配付します。生徒にはエクセルファイルが配付される生徒には拡張子が「xlsx」となっているファイル(=Excel)が配付されています。このファイルを生徒がクラスルームでクリックして開くと、次のようになります。スプレッドシートに変換されたファイルが編集できるGoogleドライブから開いたときとは異なり、クラスルームから開くとエクセルがスプレッドシート形式に変換されます。このため生徒はGoogleスプレッドシートに変換されたファイルを編集することになります。ファイル名のところにGoogleドライブから起動したときについていた拡張子「XLSX」がついていない。なお、変換は100%行われるわけではありません。Excelにしかない機能は変換できず、レイアウトなどが崩れることもあります。「Google」でエクセルを編集できると思っていると間違えてしまいそうなので注意が必要です。エクセルファイルをそのまま編集できるのは、Googleドライブから起動した場合です。クラスルームから起動すると、スプレッドシート形式に変換されたものを編集することになります。Kindleで発売中クラス概要クラスの作り方クラスに関する設定画面資料の活用例)オンライン展覧会資料の活用例)行事動画の公開課題の活用例)ノートを写真で提出課題の活用例)ノートを写真で提出の作り方質問の活用例)健康観察質問の活用例)重要な連絡の既読チェックなど学校現場で使える操作画面が中心のマニュアル形式で記載。Kindle本:Google Classroom 学校現場のマニュアル
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  • Googleクラスルームでのジャムボード活用術(かんたんな使い方)
    Googleクラスルームでのジャムボード活用術Googleクラスルーム×ジャムボードでどんなことができるのかを紹介します。ジャムボード(Jamboard)は電子ホワイトボードと呼ばれることもありますが、クラスルームで活用するときは、パワーポイントやグーグルスライドの代わりに使用することができます。シンプルな機能に限られているためパワポやスライドよりも児童・生徒が操作方法で迷うことがないのがメリットになっています。Googleクラスルーム×ジャムボード活用例最初にジャムボードで下記のようなフレームを作成します。(ジャムボードではページのことをフレームと言います)【活用シーン】左下にある「新潟」「宮崎」「高松」「仙台」を動かして、座標の適切な場所に置くという課題です。(例)東京よりも年間平均気温が高く、年間降水量が多いなら右上。「新潟」「宮崎」「高松」「仙台」だけが動かすことができ、「東京」や座標軸と気温【高】などの文言は動かすことも消すこともできません(背景で設定されている)。これはジャムボードで作るのではなく、Googleスライドでつくったものを画像として出力して、その画像をジャムボードの背景として設定します(詳しくは下記)。ジャムボードに背景として設定する方法ジャムボードに背景として設定する部分(上の例では「東京」や座標軸など)は、Googleスライドで作成→画像としてダウンロード→ジャムボードの背景に画像を設定します。Googleスライドで作成し、画像としてダウンロードする方法背景となる部分のスライド作成後に、(メニュー)ファイル→ダウンロード→JPEG画像を選択。画像形式でダウンロードされるので、これをジャムボードの背景に設定します。ジャムボードの背景に画像を設定する方法「背景を設定」→「画像」ボタンをクリックし、背景にする画像を選択。これで選択した画像が背景に設定されます。背景は動かすことができないので、常に固定表示されます。クラスルームで配信ジャムボードができたら、これをクラスルームで課題として配信します。「各生徒にコピーを作成」で割り当てることで、各自がファイルを編集する(都市の図形を動かす)ことができます。ここで説明したことは、ジャムボードでなくGoogleスライドを使っても行うことができますが、最初にも説明した通り、ジャムボードのメリットは機能がシンプルなことです。シンプルだからこそ、児童・生徒は操作に迷うことがなく、授業の内容・中身に集中することができます(先生方にとっても同じことが言えます)。ジャムボードを使われたことがない方は参考にしてみて下さい。Kindleで発売中クラス概要クラスの作り方クラスに関する設定画面資料の活用例)オンライン展覧会資料の活用例)行事動画の公開課題の活用例)ノートを写真で提出課題の活用例)ノートを写真で提出の作り方質問の活用例)健康観察質問の活用例)重要な連絡の既読チェックなど学校現場で使える操作画面が中心のマニュアル形式で記載。Kindle本:Google Classroom 学校現場のマニュアル
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  • 校務効率化に役立つGoogleドキュメントの使い方
    校務効率化に役立つGoogleドキュメントの使い方児童・生徒が書いた行事の感想文や保護者アンケートの記述欄など学校には手書きの文書が数多くあると思います。これをデータ化するときに便利なのがGoogleドキュメントです。Googleドキュメントにある音声入力機能を使えば、いわゆる「文字起こし」の作業が行えるので、その方法を紹介します。Googleドキュメントで文字起こしメニュー「ツール」→音声入力マイクボタンをクリックして話し始めるマイクボタンが表示されるので、クリックして赤くなってから話し始めます。話した内容は自動的に漢字、ひらがな、カタカナ、英字などに適切に変換されます。句読点の音声入力は出来ない句読点の音声入力は出来ないので、句読点だけはキーボードから通常の方法で入力します。音声入力モードの途中でも、キーボードからの入力は可能です。漢字などへの変換は100%正確というわけではありませんが、かなり高い精度で正しく変換します。キーボードから入力するよりも早く文字化ができると思いますので、活用してみて下さい。Kindleで発売中クラス概要クラスの作り方クラスに関する設定画面資料の活用例)オンライン展覧会資料の活用例)行事動画の公開課題の活用例)ノートを写真で提出課題の活用例)ノートを写真で提出の作り方質問の活用例)健康観察質問の活用例)重要な連絡の既読チェックなど学校現場で使える操作画面が中心のマニュアル形式で記載。Kindle本:Google Classroom 学校現場のマニュアル
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  • Googleフォームで欠席連絡受付を行う方法
    Googleフォームで欠席連絡を受け付けるには…欠席連絡の受付方法をこれまでの電話からGoogleフォームに切り替える学校が増えています。そこで、Googleフォームで欠席連絡を受け付ける場合の注意点をまとめました。欠席連絡をオンライン化することで、朝の電話応対がなくなり、朝の時間に余裕ができるというメリットがある一方で、気をつけなければならないこともあります。とりあえず始めてみた…だとトラブルになることもあるので、これから始めようとする学校は参考にして下さい。欠席連絡フォームを作成する前に検討すべきことGoogleで欠席連絡フォームを作成する前に決めておかなければならないことがあります。【1】アクセス制限(誰がフォームに登録できるのか)最初に決めなければならないのは、だれが欠席連絡フォームで登録するかということです。答えは、「保護者」となるのでしょうが、その「保護者」をどのように識別するかが問題です。このフォームから登録してくださいとURLを保護者にだけお知らせする方法は無意味です。保護者が子どもにそのURLを伝えてしまったら「おわり」。「やり方がわからないから、自分で登録しておいて」と子どもに教えてしまう保護者がいます。こうしたものはURLを知った子どもが友だちに教えて、友だちがまた友だちに…とあっという間に拡がります。子どもが欠席連絡を登録できることになり、親の知らないところで学校を休んでいるということになります。このため、登録できる人(アカウント)を識別しなければなりません。Googleフォームで用意されているアクセス制限方法は「組織内のアカウント(特定のドメイン内)のみOK」と「組織外のアカウントもOK」です。アクセスを制限するためには「組織内のアカウント(特定のドメイン内)のみOK」を選択。ただし、「組織内のアカウント(特定のドメイン内)のみOK」を選んだ場合は、保護者が個人で持っているGoogleアカウントからは登録できなくなります(学校が保護者用のアカウントを作成して、そのアカウントから保護者は登録)。保護者は欠席連絡を登録するときは学校が用意したアカウントに切り替えなければならないので、利便性が下がりますが、子どもの安全性を考慮するとこうなります。反対に「組織外のアカウントもOK」であれば、登録したのが保護者とは限らないという前提で運用(*1)を決める必要があります。運用(*1)の例…Googleフォームでは登録した人のアドレスを収集することが可能なので、登録した人のアドレスと事前に保護者から申請のあった「このアドレスを使用します」というリストと突き合わせて、間違いなく保護者が登録したものかを確認するなど。ただし、かなりの手間がかかる方法なので現実的ではありません(それならオンライン化せずに電話連絡のほうが効率的となります)。欠席連絡フォーム内に「登録は必ず保護者の方が行ってください」と注意文言を掲載しておいて、それでも児童・生徒が保護者に無断で登録したのであれば、それはその子が悪い(システムのせいではない=学校の責任ではない)と言い切れるのであれば、アクセス制限は必要ありません。【2】これまでの連絡方法をどう扱うか?次に検討しなければならないのは電話や連絡帳など、これまでの連絡方法とGoogleフォームでの連絡を併用するかです。Googleフォームで欠席連絡を受け付けるようにしても、ITに疎い保護者は使いこなせない可能性があります。そうした場合に、これまでの連絡手段も可とするのかが問題です。連絡手段が併用(どちらでもよい)となると、欠席の確認を両方で行わなければなりません。Googleフォームで一本化されていれば、Googleフォームだけ確認すれば良いのですが、電話もOKとするとGoogleフォームだけでなく、電話連絡がなかったかも確認しなければなりません。手間がかかりますね。また、確認漏れも発生しやすくなります。現実的には併用せざるを得ないと思いますが、この併用した場合の業務フロー(電話で連絡があった場合の扱い)を決めておく必要があります。例えば、電話で欠席連絡があった場合は、連絡を受けた先生が保護者に代わってGoogleフォームに欠席情報を登録とか。こうすればGoogleフォームのみ確認すれば、欠席情報がわかることになります。【3】基幹システムへの入力をどうするか?さらに、Googleフォームの登録された欠席情報を基幹システムにどのように連携させるのかも考えておかなければなりません。基幹システムとは、通知表や要録などを出力しているシステムのことです。Googleフォームで登録されたデータはスプレッドシート形式で出力できます。この情報を通知表や要録に取り込むにはどうすれば良いのか?誰がいつ行うのか?こうしたことも事前に決めておく必要があります。欠席連絡フォーム作成時の注意点欠席連絡フォームの作成時にも注意すべき項目があります。【1】名前の入力方法欠席児童・生徒の名前をどのように入力させるかを決めておく必要があります。記述方式(=直接入力)だとフルネームではなく苗字のみ登録する可能性があります(フルネームで入力してくださいと注意文言があっても読まない人がいます)。確実に欠席する児童・生徒が識別できるように入力欄を作成する必要があります。方法としては「苗字と名前欄をわけて、両方を必須項目とする」方法と、識別がつかない場合も想定して「登録した人のアドレスを収集しておく」方法、クラス別に欠席連絡フォームを作成して「児童・生徒の名前を選択式にする」方法が考えられます。登録者のアドレスを収集すれば、名前が未入力でも登録者がわかります。同姓の児童・生徒が少なく、苗字だけでも判別できるのであれば、ここまで考慮する必要はありません。【2】欠席期間の入力方法忌引きや感染症などで欠席が複数の日にまたがる場合の登録方法を用意する必要があります。欠席する日が1日しか選べないと、保護者は毎日登録しなければなりません。欠席する日を複数選べるようにするか、「欠席日数が複数の場合は、下記の備考欄にいつまでかをご記入ください」といった文言をフォーム内に掲載し、備考欄を設ける必要があります。欠席連絡受付のオンライン化は先生方の朝の業務効率化につながります。また、保護者の方も電話をかける必要がなくなるなど喜ばれます。ただし、Googleフォームで行う場合は、上記のようなことを考慮しておく必要がりますので気をつけてください。
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