


運動会・体育祭のスローガン決めは、生徒のモチベーションを左右する重要なプロセスである一方、担当教員にとっては指導や集計の手間がかかる業務です。中学校でそのまま使えるスローガンアイデアと、生成AIやICTを活用して決定プロセスを時短する手法を解説します。
四字熟語は文字の見た目が力強く、横断幕やプログラムの表紙に映えるため、中学校の運動会で最も定番のスタイルです。定番のスローガンをピックアップしました。
| 四字熟語 | 読み方 | 意味・込められた思い |
|---|---|---|
| 獅子奮迅 | ししふんじん | 獅子が荒れ狂うように、すさまじい勢いで奮闘する様子。 |
| 電光石火 | でんこうせっか | 稲妻や火打ち石の火花のように、行動が非常に素早いこと。 |
| 勇猛果敢 | ゆうもうかかん | 勇ましくて力強く、決断力があって恐れずに実行すること。 |
| 気炎万丈 | きえんばんじょう | 燃え上がる炎のように、意気込みが他を圧倒するほど盛んな様子。 |
| 四字熟語 | 読み方 | 意味・込められた思い |
|---|---|---|
| 一致団結 | いっちだんけつ | クラスやブロックの全員が心を一つにして、目標に向かってまとまること。 |
| 同心協力 | どうしんきょうりょく | 同じ目的のために、心を一つにして共に力を合わせること。 |
| 切磋琢磨 | せっさたくま | 仲間同士で互いに励まし合い、競い合って共に向上していくこと。 |
| 四字熟語 | 読み方 | 意味・込められた思い |
|---|---|---|
| 日進月歩 | にっしんげっぽ | 絶え間なく急速に進歩・発展していくこと。 |
| 不撓不屈 | ふとうふくつ | どんな困難に出会っても決して心が折れず、立ち向かうこと。 |
| 威風堂々 | いふうどうどう | 態度や雰囲気が威厳に満ちていて、立派な様子。 |
最近の中学校では、漢字や英語の短いメインタイトルに、メッセージ性のある日本語のサブタイトルを組み合わせるスタイルが主流です。
いきなり完成形のスローガンを募集すると、似たような言葉に偏ったり、一部の生徒しか提出しなかったりします。まずは「今年の運動会をどんな雰囲気にしたいか」「入れたい言葉(漢字一文字や英単語)」など、断片的なキーワードを全校から集めます。
集まったキーワードを元に、生徒会や実行委員でいくつかのスローガン案(3〜5つ程度)を作成します。この際、担当教員は「他者を傷つける言葉が入っていないか」「特定のクラスだけが有利に感じる言葉になっていないか」といったNGワードのスクリーニングを必ず行います。
絞り込んだ候補の中から、全校生徒の投票で最終決定します。自分たちで選んだというプロセスを踏むことで、本番に向けた生徒の当事者意識が醸成されます。
生徒から集まったバラバラのキーワードを組み合わせる作業は、Geminiなどの生成AIが得意とする領域です。以下のプロンプトをコピー&ペーストして実行委員の話し合いの土台を作ります。
以下の【生徒から集まったキーワード】を使って、中学校の運動会にふさわしいスローガン案を10個作成してください。
条件:
・中学生らしい熱気や団結力が伝わること
・「四字熟語+サブタイトル」の構成を5つ、「英語+サブタイトル」の構成を5つ出すこと
【生徒から集まったキーワード】
(ここにアンケートで集まったキーワードを貼り付ける。例:絆、燃えろ、限界、笑顔、No.1など)
紙のアンケート用紙を配って回収・集計する作業は、教員にとって大きな負担です。
Google Workspace for Educationを導入している学校であれば、キーワード募集から最終投票までをすべて「Google フォーム」で実施します。生徒のChromebook(または各自の端末)からフォームに回答させることで、スプレッドシートにリアルタイムでデータが反映され、円グラフで得票数も自動可視化されます。集計作業にかかる時間は実質ゼロになります。
最高のスローガンは、運動会という学校行事の核となります。教員は集計や調整といった事務作業をICTとAIで極力自動化し、生徒たちのアイデアを引き出し、思いを形にするための伴走支援に注力していきましょう。

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