


「GIGAスクール構想で1人1台端末になった」
「最新の校務支援システムを導入した」
それなのに、「なぜか先生たちの退勤時間は変わらない」「むしろ以前より疲弊している気がする」そんな行き詰まりを感じていませんか?
いつも「学校ICT支援センター」をご覧いただきありがとうございます。
この度、教育現場のリアルな課題と解決策をまとめた新刊、『「引き算」の学校DX〜働き方改革を実現する管理職のマネジメント〜』を出版いたしました。
本記事では、学校DXが陥りがちな罠と、それを打開するための「マネジメントの鉄則」の一部を公開します。
新しいツールを導入したはずなのに、現場がラクにならないのには明確な理由があります。それは、今の学校DXの多くが「足し算」になってしまっているからです。
「システムで提出されたデータを、わざわざ印刷して管理職のハンコをもらう」
「万が一のシステム障害に備えて、紙の帳簿も並行して記録し続ける」
あなたの学校で、こんな本末転倒な光景は見られませんか?
これまでの「アナログな業務」を一切捨てずに、その上に「デジタルな業務」を上乗せしてしまう。これが、ICT化すればするほど先生たちの仕事が増えていく最大の原因です。システムを入れるだけでは、絶対に時間は生まれません。
「無駄な仕事なんだから、現場で話し合ってやめればいいじゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、学校という組織において、それは極めて困難です。
先生方は非常に真面目で、子どもたちや保護者のために全力を尽くしたいと考えています。「前年踏襲」や「万が一のクレーム」を恐れるあまり、一人の教員が「この業務は非効率だからやめましょう」と声を上げることは、構造上ほぼ不可能なのです。
だからこそ、DXを推進するためにはトップによる「やめる決断」が必要不可欠になります。
では、具体的に何をどう「引き算」していけばよいのでしょうか。
本書で解説しているノウハウから、今すぐ使える3つの処方箋をご紹介します。
パソコンが得意な先生が善意で作ってくれた、超便利なエクセルマクロ。しかし、その先生が異動した途端、誰もメンテナンスできず、エラーが出ても使い続けるしかない「ゾンビシステム」と化していませんか?
一部の「魔法使い」に依存した属人化は、組織にとって大きなリスクです。マクロや複雑なプログラミングは思い切って引き算し、全教員が扱える「標準機能」に統一することこそが、持続可能なDXの第一歩です。
新しい校務支援システムに移行した際、必ず現場から出るのが「前のシステムの方が使いやすかった」「前のシステムで出せていたあの帳票が出せない」という不満です。
実はこれ、長年の無駄な業務を廃止する「最強の大義名分」になります。「システムが変わって出せなくなったので、この帳票(業務)自体を今年から廃止します」と宣言してしまうのです。システムに業務を合わせることで、強制的な引き算が完了します。
学校の様子を伝えるためのホームページ更新。しかし、児童生徒の顔が映り込まないように配慮したり、保護者の掲載許可を確認したりと、写真の選定・加工に膨大な時間を奪われていませんか?
「写真付きでマメに更新しなければならない」という思い込みを引き算し、思い切って「写真の公開をやめる」「テキストのみのシンプルな連絡ツールに振り切る」という決断をするだけで、情報担当の先生の負担は劇的に軽くなります。
こうした「現場の泥臭い課題」を解決するための具体的なマネジメント手法を一冊の本に凝縮しました。
IT業界でプロジェクトマネージャとしてシステム開発の最前線に立ち、現在はICT支援員として学校現場を駆け回っている経験をもとに執筆したのが本書。
「どうすれば組織は効率化するのか」というIT業界のシビアなマネジメント論と、「理屈だけでは動かない」教育現場の泥臭いリアル。この2つを掛け合わせた、絶対に綺麗事では終わらせない「実践的な指南書」です。
「校長室に置いておきたい」「管理職同士、または情報主任の先生と回し読みして意識を共有したい」というご要望にお応えし、電子書籍(Kindle版)に加えて、読みやすいA5判の「ペーパーバック版(紙の本)」もご用意しました。学校の公費・図書費でのご購入にも最適です。
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どれほど高額で最新のシステムを導入しても、不要な業務を削ぎ落とす「引き算」の土台がなければ、それは砂上の楼閣です。
先生たちを「やらなくてもいい仕事」から解放し、子どもたちと向き合う本来の時間を。
そして先生自身の笑顔を取り戻すために。
ぜひ、本書をあなたの学校の「働き方改革」にお役立てください!
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