【教員向け】Gemini Notebookインフォグラフィックの学校での使い方!図解画像の生成と文字編集のコツ

【教員向け】Gemini Notebookインフォグラフィックの学校での使い方!図解画像の生成と文字編集のコツ

「文字ばかりのプリントだと、生徒の集中力が続かない……」
「複雑な歴史の流れや理科の実験手順を、もっと視覚的にわかりやすく伝えたい」

 

そう思いつつも、イチから図解やフローチャートを作るのは時間がかかり、日々の業務に追われる先生方にとっては大きな負担ですよね。

 

そんな教材作成の悩みを一気に解決してくれるのが、Gemini Notebook(旧NotebookLM)の「インフォグラフィック」機能です。

 

この記事では、文字の資料を一瞬でわかりやすい図解プリントに変換するインフォグラフィック機能の使い方から、学校現場での実践的な活用事例、そして生成された画像内の文字を編集する裏技まで、教員の業務効率化に役立つノウハウを徹底解説します。

 

このページの目次

 

文字のプリントが1枚の図解に!Gemini Notebook「インフォグラフィック」機能

Gemini Notebookのインフォグラフィック機能は、アップロードしたテキストやPDF資料から「重要なキーワード」「手順」「比較データ」などをAIが読み解き、視覚的にわかりやすい図解を作成してくれる機能です。

 

指示なしで「画像」を生成してくれる

この機能の最大の魅力は、資料を読み込ませてボタンを押すだけで、1枚の完成された「画像」としてインフォグラフィックが直接生成される点です。

 

AIが内容を分析し、それに合ったイラストやレイアウト、配色までを自動で構成してくれるため、先生が外部のデザインツールを立ち上げてゼロから素材を配置していくような手間は一切かかりません。

 

教員の教材作成・資料デザインにかかる時間を劇的に削減するメリット

「どこを強調して図解すべきか」「どうレイアウトすれば見やすいか」とウンウン悩む時間を、すべてAIが肩代わりしてくれます。

 

デザインスキルやITの専門知識がなくても、直感的でプロ顔負けの視覚教材が数分で完成するため、先生方は「どう教えるか」という本質的な授業準備に時間を注ぐことができます。

 

【図解でわかる】Gemini Notebookインフォグラフィックの基本的な使い方

操作は非常にシンプルです。以下の3つのステップで、高品質な図解画像が完成します。

 

STEP1:図解したい資料(PDFやテキスト)をアップロード

まずは、ベースとなる資料をGemini Notebookに追加します。画面左側のソースパネルから、授業で使うプリントのPDFデータや、教科書・マニュアルのテキストデータなどをアップロードします。

 

STEP2:Studioからインフォグラフィックを選択し、デザインを決める

資料の読み込みが完了したら、画面右側の「Studio」パネルを開き、「インフォグラフィック」を選択します。

表示された設定画面で、デザインのテイストを決める「ビジュアル スタイル」を選択できます。「かわいい」「クレイ」など、用途や対象学年にあわせてお好みのデザインを選んでください。

 

STEP3:用途に合わせて画像サイズ(縦向き・横向き・正方形)を指定する

同じく設定画面で、出力する画像の向きを指定します。

  • 横向き: 授業用のスライドや電子黒板への投影用
  • 縦向き: 印刷して配布するA4プリントや学校だより用
  • 正方形: Webサイトやデジタル掲示板用

設定が完了したら生成ボタンを押すだけで、資料の内容を見事にまとめた画像が出力されます。

 

ターゲットに合わせて選ぶ!10種類の「スタイル」と学校での活用事例

Gemini Notebookには、10種類の多彩なデザインスタイルが用意されています。
ここでは、中学校現場で特に使いやすい3つのスタイルと活用事例をご紹介します。

 

【かわいいスタイル】新入生や低学年向けの「理科・社会まとめプリント」

特徴 柔らかい色合いや親しみやすいキャラクター、ポップなイラストが特徴です。
活用事例 光合成の仕組みや、歴史の複雑な出来事のまとめプリントに最適です。文字ばかりの教科書に抵抗感がある生徒でも、Kawaiiスタイルの図解なら心理的ハードルが下がり、楽しく学習に取り組むことができます。

 

【プロフェッショナルスタイル】信頼感を与える「保護者会・学校説明会資料」

特徴 クリーンで説得力があり、論理的なフローチャートや比較表など、スッキリとした情報整理に向いています。
活用事例 保護者向けの進路説明会資料や、学校の教育方針・新しいルールの説明スライドに活用できます。パッと見て要点が伝わるため、保護者からの信頼感を得やすい資料をスピーディーに準備できます。

 

【スケッチスタイル】総合的な学習の時間での「探究アイデア整理・ブレスト」

特徴 手書き風のラフなデザインで、思考のプロセスやアイデアの繋がりを表現するのに適しています。
活用事例 生徒が探究学習で調べた情報を構造化してまとめる場面で活躍します。「まだ完成ではなく、ここからさらに深掘りしていく」というブレインストーミングの過程を示すのにぴったりです。

 

【重要】生成された画像内の「文字(テキスト)」を編集する3つの裏技

インフォグラフィック機能を使う上で、多くの先生が直面する壁とその解決策を解説します。

 

Gemini Notebookの画面上では文字の直接編集ができない

出力されるインフォグラフィックは「静的な画像(PNG等)」であるため、Gemini Notebookの画面上で文字をクリックして直接修正することはできません。

 

「ここの単語だけ変えたい」「タイトルを少し直したい」という場合は、以下の3つの解決策のいずれかを用います。

 

解決策1:プロンプト(指示文)を入力して「再生成」させる

最も手軽なのは、AIに指示を出して画像を再生成させる方法です。
プロンプト入力欄に「タイトルを『中2理科まとめ』に変更して」「説明文の『〇〇』という単語を『△△』に直して」と具体的に指示を出し、生成ボタンを押します。

 

最初の出力例

 

インフォグラフィックの設定画面でプロンプトを入力して再作成

画像内の「なら時代」を「奈良時代」にする。

 

再作成なので中身も変わってしまう

 

解決策2:Geminiで画像を変換する

文字だけ修正したい場合は、「Gemini Notebook」ではなく、通常の「Gemini」を活用します。

  1. インフォグラフィックで作成された画像をダウンロード(右上三点リーダーから)
  2. Geminiのファイル追加でダウンロードした画像をアップロード
  3. 「+」から「画像を作成」を選択
  4. プロンプトを入力(例:文字「なら時代マスターガイド」を「奈良時代マスターガイド」に変更して。)

 

最初の出力例

 

Gemini編集後の出力例

 

解決策3:Canvaなど画像編集ツールを使う

「Canva」のような画像を編集できるツールがあれば、それを活用します。インフォグラフィックで作成された画像は右上の三点リーダーからダウンロードできるので、この画像を他のツールに取り込んで編集します。

 

 

学校現場でインフォグラフィック機能を安全に使うための注意点

非常に便利な機能ですが、学校という環境ならではのセキュリティ・運用上のルールを守ることが重要です。

 

生徒名や成績などの「個人情報・実データ」アップロードは厳禁

学校の基本方針や一般的なマニュアルの「雛形」を読み込ませることは問題ありませんが、実際の生徒の氏名、成績、配慮を要する健康情報などが記載された実データは絶対にアップロードしないでください。 情報漏洩リスクを防ぐため、必ず事前に匿名化(マスキング)を行った資料を使用してください。

 

配布前のファクトチェック(ハルシネーション・誤字の確認)を徹底する

AIによる画像生成では、稀に事実と異なる情報(ハルシネーション)が含まれたり、日本語の漢字が不自然に崩れたりする(誤字)ことがあります。

 

生成された画像はそのまま生徒に配るのではなく、必ず事前に教員の目で「文字が正しく読めるか」「内容に誤りがないか」を最終確認(ファクトチェック)するフローを徹底してください。

 

インフォグラフィック機能に関するよくある質問(FAQ)

Q. A4用紙に印刷しても画質はぼやけませんか?

A. 通常のA4プリントとしての印刷や、教室のプロジェクター・電子黒板への投影であれば、十分にきれいな画質(解像度)で出力されますのでご安心ください。

 

Q. 英語の授業用に、すべて英語の図解を作らせることは可能ですか?

A. はい、可能です。読み込ませる資料が日本語であっても、インフォグラフィックの設定画面で言語を「English」にすれば、英語のみの図解画像が生成されます。

 

言語をEnglishにしておけば…

 

英語での図解を作れる

 

Q. 元の資料にある「写真・イラスト」をそのまま画像内に組み込めますか?

A. そのまま切り抜いて組み込むことはできません。AIは元の資料を読み解き、イチから新しいイラストとして再構成・再描画します。

 

授業風景や理科の実験器具など、オリジナルの写真をどうしても使いたい場合は、生成された画像をCanva等に取り込み、後から手動で写真を合成してください。

 

 

まとめ:Gemini Notebookで「伝わる視覚教材」を最速で作成しよう

Gemini Notebookの「インフォグラフィック」機能を使えば、これまで何時間もかかっていた図解プリントの作成が、わずか数分で完結します。

  • テキスト資料から一瞬で「画像(図解)」を直接生成できる
  • 用途や対象生徒に合わせて、最適なスタイルや向きを選べる
  • 文字の修正はプロンプトでの再生成や、Gemini、Canva等の外部ツールを活用する
  • 個人情報の取り扱いや事前のファクトチェックには十分注意する

AIの力を借りて教材作成の負担を大きく引き算し、生徒たちの理解が深まる「伝わる視覚教材」をどんどん活用していきましょう!


学校のICT化、次の一手は「Gemini Notebook」です!

教育現場のAI活用は、次のステージへ。

 

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