


「全国学力調査でメクビット(MEXCBT)を使うように言われたけれど、分厚いマニュアルを読む時間なんてない!」
「正直、最低限どのボタンを押せばテストが無事に終わるのかだけ教えてほしい…」
そんな悩みを持つ先生方向けの記事です。国や自治体から指定されたテストを実施するためだけに特化した、「超時短・最低限のメクビット活用マニュアル」をまとめました。
複雑な機能や自作テストの作り方などの情報は省き、テスト当日を無事に乗り切るための必須ステップだけをお伝えします。
文部科学省が提供するオンライン学習システム「MEXCBT(メクビット)」。非常に多機能ですが、いきなりすべての機能を使いこなそうとする必要は全くありません。
「全国学力・学習状況調査」や「自治体の学力テスト」を実施するだけであれば、覚えるべき手順はほんのわずかです。まずは「全部覚えなくてもテストは実施できる」と肩の力を抜いてください。
今回のようなケースで教員が操作する機能は、突き詰めると以下の2つしかありません。
| 1. テストを配る(アサインする) | 用意されたテストを、自分のクラスの生徒の画面に表示させる。 |
|---|---|
| 2. 結果を見る(提出状況の確認) | テスト終了後、全員が間違いなく「提出」ボタンを押したかを確認する。 |
紙のプリントで言うところの「前からのプリントを回す」「集めた解答用紙の枚数を数える」という作業を、画面上で行うだけです。
メクビットを使う上で、先生も生徒も一番最初につまずくのが「ログイン」です。
実は、メクビットには直接アクセスできる専用のログインページがありません。必ず、各学校で導入されている「学習eポータル(L-Gate、まなびポケット、OASISなど)」の画面からログインし、そこにある「MEXCBT」というボタン(リンク)をクリックして入る仕組みになっています。
ここだけはテスト当日に生徒が混乱しやすいポイントなので、「まずはいつも使っているポータルサイトを開くんだよ」と伝えてください。
それでは、実際にテストを実施するための具体的な3ステップを解説します。
テスト前日〜当日は、この手順だけ見ながら操作すればOKです。
まずは、先生のアカウントで学習eポータルからメクビットにログインします。
テストが見つかったら、次はそれを生徒の画面に配ります。
メクビットではこれを「アサイン」と呼びます。
これで準備は完了です。
生徒がログインすると、自分の画面に「今日受けるテスト」が表示されるようになります。
テスト当日は、生徒に端末を開かせて受験をスタートさせます。
先生は、自分の端末から生徒の進捗を見守ります。
どんなに準備をしていても、ICTを使ったテストには当日特有のトラブルがつきものです。
先生がパニックにならないよう、よくあるSOSと対処法をまとめました。
前述の通り、これは「メクビットのパスワード」ではなく、「学習eポータルのパスワード」または「Google/Microsoftアカウントのパスワード」を忘れている状態です。
テスト当日にパスワードの初期化をしていると時間が足りなくなるため、必ず前日までにクラス全員が学習eポータルにログインできるか(テスト接続)の確認を行っておきましょう。
ネットワークの混雑などで、テスト中に画面が真っ白になったりフリーズしたりすることがあります。
生徒は「最初からやり直しだ!」とパニックになりますが、先生は落ち着いて「ブラウザの更新ボタン(F5)を押す」か、「一度ブラウザを閉じて、もう一度ログインし直す」ように指示してください。
メクビットは解答の途中でのデータが自動保存されているため、再ログインすれば直前に解いていた問題から再開できます。
「隣のクラスにテストを配ってしまった!」という場合でも、生徒がテストを開始する前であれば取り消しが可能です。
テストの「アサイン(配信)状況」の管理画面から、間違って配信したテストを選択し、「配信の取り消し」を実行してください。画面からテストが消え、受験できなくなります。
全国学力調査や指定のテストで「メクビット」を使う際、先生がやるべきことは以下の3つだけです。
まずはこの「最低限のステップ」だけを確実に押さえ、無事にテスト当日を乗り切ってください。